経理改善支援代行

【株式会社E社】法人化後の経理を仕組みから見直し!社内で回せる体制づくりで作物別の収支も「見える化」

更新日:2026.09.29

業種

施設園芸

エリア

神栖市
【株式会社E社】法人化後の経理を仕組みから見直し!社内で回せる体制づくりで作物別の収支も「見える化」

会社について教えてください

 

会社概要

 

会社名:株式会社E社
所在地:茨城県神栖市
業種:農業
従業員数:12名(パート・外国人スタッフ含む)
事業内容:ピーマンを中心とした施設園芸・野菜の生産販売

 

 

事業の特徴

 

「神栖の土と太陽が育てた野菜を、全国の食卓へ」を掲げる農業法人です。
全国有数のピーマン産地である神栖の地で、親子三代にわたりハウス栽培を続けてきました。温暖な気候と長年培った栽培技術を活かし、色つやと鮮度にこだわったピーマンを市場や直販ルートを通じてお届けしています。近年は規模拡大に伴い法人化し、地元のパートスタッフや外国人スタッフとともに、次世代につながる農業経営に取り組んでいます。

 

どのような悩みや課題を抱えていましたか?

 

法人化したことで経理の手間が一気に増え、社内のやり方では追いつかなくなっていました。
個人事業のころは、青色申告の帳簿付けを母が年に一度まとめて行っていましたが、法人化すると事情は一変しました。経理は妻が担当することになりましたが、法人としての会計処理や社会保険の手続き、パート・外国人スタッフの給与計算など、覚えることが山のようにあります。手書きの伝票とExcelを行き来する作業に追われ、同じ数字を何度も入力しているような状態でした。また、市場出荷・直販・加工用など販路ごとの売上がバラバラに管理されていて、「どの作物・どの販路が本当に儲かっているのか」が分からないまま、設備投資の判断を迫られていました。「経理を社内でしっかり回せる仕組みをつくらなければ」と感じ、専門家に相談することにしました。

 

導入したサービスの内容

 

現状の経理業務の流れを見直し、社内で無理なく回せる仕組みづくりをサポートしていただきました。
業務フローの整理からクラウドツールの導入、作物別・販路別の収支管理の設計、担当者向けのマニュアル作成まで、一貫してお願いしています。

 

経理改善支援サービス

 

現状の業務フローを可視化し、ムダや重複作業、ミスが起きやすいポイントを洗い出したうえで、改善策のご提案から運用の定着まで伴走します。
今回導入したツール
・マネーフォワードクラウド会計
・マネーフォワードクラウド給与

 

サービス導入の決め手

 

一番の決め手は、「任せきりにするのではなく、社内で経理を回せる力をつけられる」という点でした。
法人として長く続けていくためには、自分たちの会社の数字を自分たちで把握できることが大切だと考えていました。その点、今のやり方を否定するのではなく、「どこを変えれば楽になるか」を一緒に考えてくれる姿勢に強く共感しました。
また、仕組みさえ整えば新たに事務員を雇う必要もなく、コストを抑えながら経理の質を高められることも魅力でした。
さらに、農業特有の補助金や経営所得安定対策などの会計処理についても相談できたことは、大きな安心材料でした。

 

実際の導入の流れ

 

まずは、担当者の方に妻の経理作業を一通り見ていただき、伝票の受け取りから入力、支払い、給与計算までの流れを図にして整理するところから始めました。すると、同じ数字を手書き・Excel・申告ソフトに三重に入力していることなど、ムダな作業がいくつも見えてきました。そこで、銀行口座やクレジットカードの明細を会計ソフトに自動連携させ、作物別・販路別に集計できるよう設定を見直しました。あわせて、妻が迷わず作業できるよう、月次の手順をまとめたマニュアルも作成していただきました。最初は新しいツールに戸惑う場面もありましたが、チャットで気軽に質問できたので、収穫の繁忙期に入る前には新しい運用にすっかり慣れることができました。

 

サービスの効果・成果

 

何より大きかったのは、妻の経理作業の時間が大幅に減り、繁忙期でも月末に慌てることがなくなったことです。
また、毎月の試算表を社内ですぐに確認できるようになり、「直販の比率を増やしたほうが利益率が高い」「このハウスは暖房費がかかりすぎている」といった判断を、数字に基づいて行えるようになりました。
さらに、決算書や試算表がきちんと整ったことで、金融機関からの評価も高まり、新しいハウス建設のための融資もスムーズに進めることができました。

 

サービスを利用された感想をお聞かせください

 

「農家」から「農業経営者」へと一歩踏み出す、きっかけをもらえたと感じています。
正直なところ、「法人化と同時に相談しておけばよかった」というのが率直な気持ちです。これまでは帳簿付けを「やらなければいけない作業」としか捉えていませんでしたが、仕組みを整えたことで、経理が経営の判断材料に変わりました。自分たちの数字を自分たちで把握できるようになったことが、何よりの自信になっています。今後は規模拡大や新しい作物への挑戦も考えていますが、その際の資金計画についても相談できるので、とても心強い存在です。

 

担当者のひとこと

 

農業法人の皆様は、法人化をきっかけに経理のやり方が大きく変わる一方で、個人事業時代の方法をそのまま続けているケースが少なくありません。
株式会社E様の場合も、手書きとExcelによる重複作業が多く、ご担当の奥様に負担が集中している状態でした。
そのため、まずは「今ある業務のムダをなくし、社内で無理なく回せる仕組みをつくること」を最優先にサポートさせていただきました。仕組みが整えば、経理は単なる事務作業ではなく、経営の判断を支える大切な情報源になります。社長様と奥様が安心して農業経営に取り組めるよう、今後もバックオフィスの立場からしっかりと伴走してまいります。

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